通天閣はパワースポット~ビリケンさんのご利益について徹底解説
通天閣といえば大阪のシンボルですが、大阪最強のパワースポットでもあります。
そして「通天閣といえばビリケンさん」という人も多いと思いますが、いったいビリケンさんとはどんな存在なのか詳しく知っているという人は少ないのではないでしょうか。
この記事ではそんな通天閣とビリケンさんのご利益について徹底解説します。
知ると通天閣に出かけたくなる情報盛りだくさんでお届けします。
通天閣の歴史
通天閣は新世界のシンボル的建築物で、2007年には国の有形文化財に登録されました。
パリの凱旋門とエッフェル塔をイメージしてデザインされたといわれています。
名称の由来ですが、「天に通じるほど高い建物」という意味を込めて名付けられたそうです。
建造されたのは1912年ですが、火災が起きたため一度は解体されます。
しかし再建の強い願いを受け、1956年に再び通天閣は復活します。
通天閣は103mの高さをほこり、5階建てです。
最上階は展望台になっています。
そして展望台には「ビリケンさん」が鎮座しています。
通天閣の営業時間は9:00~21:00ですが、最終受付は20:30までとなっています。
通天閣を見上げると、頂上の丸いネオンが光っていることが分かります。
この光で天気予報を告げる機能があります。
白い光は晴れ、オレンジ色はくもり、青色は雨、ピンク色は雪です。
気象庁のデータと連動する最新技術が使用されているほか、通天閣のエレベーターにも高度な技術が使用されています。
昔懐かしいレトロな雰囲気をもちつつも、最新技術も取り入れられた実に大阪らしい建物です。
通天閣は開運のパワースポット
地元の人々に愛される通天閣ですが、開運のご利益があるパワースポットでもあります。
まず第一に、展望台に鎮座するビリケンさんの足の裏をなでると「何でも願いが叶う」といわれているからです。
現在鎮座しているビリケンさんは3代目です。
先代に比べ、若干体がスリムになっています。
ビリケンさんが一度に叶えてくれるお願い事は1つだけですが、通天閣に登る毎に1つのお願い事を叶えてくれるという太っ腹な神さまです。
通天閣に登るだけで幸福をもたらしてくれる神さまに出会えるのですから、訪れる度に元気を取り戻せます。
また通天閣は新世界界隈で商売をする人たちにとってはなくてはならないものです。
通天閣が観光客で賑わう新世界一帯の明るい雰囲気を生み出してくれているというわけです。
通天閣はそこにあるだけで幸せを生み出す、なんともありがたいパワースポットといえます。
ビリケンさんは幸福を運んでくれる神さま
そもそもビリケンさんっていったい何者なのでしょうか。
ビリケンさんはアメリカで誕生したと考えられている神さまです。
誕生の経緯については諸説ありますが、1908年頃にアメリカの芸術家、フローレンス・プリッツが夢で受けた啓示を元にデザインしたのがビリケンさんだとする説が有力です。
日本へは1909年頃に紹介され、花柳界を中心に大流行したんだとか。
顔立ちは東洋人をモデルにしていますが、足を突き出すスタイルはアフリカ人をイメージしているといわれています。
ユニークなその容姿はもちろん、幸福を運んでくれる神さまということからアメリカや日本だけではなく、世界中で大人気になりました。
なぜ通天閣にビリケンさんなのか
アメリカから誕生し世界中に爆発的なブームを生み出したビリケンさんですが、なぜ通天閣のシンボルマスコットになったのでしょうか。
それは通天閣と共に新世界に誕生した遊園地「ルナパーク」にご縁があったからです。
1912年に開園したルナパークでは、当時流行していたビリケンさんに出会える「ビリケン堂」をオープンさせて大人気となりました。
その後、ルナパークが閉園すると安置されていたビリケンさんの行方は分からなくなってしまいました。
やがて1979年に「通天閣ふれあい広場」を開園する際に、かつてこの地にいたビリケンさんを再びお招きしようという気運が高まり2代目のビリケン像が作られました。
その後「足の裏をなでると願いが叶う」ということから多くの人が足の裏をなでるため、ビリケンさんの足の裏はすっかりすり減ってしまい3代目のビリケンさんに代替わりすることとなったのです。
アクセス方法
通天閣には専用の駐車場がありません。
通天閣周辺にはコインパーキングもありますが、値段設定は高めのエリアです。
車でおでかけするよりも公共交通機関を利用した方が便利です。
公共交通機関を利用する場合、地下鉄堺筋線だと「恵美須町駅」下車、徒歩で約徒歩3分です。
「動物園前駅」で下車すると徒歩で約10分です。
まとめ
通天閣とビリケンさんについてご紹介しました。
理屈抜きで、出かけるだけで、会うだけで元気や幸せを頂けるパワースポットがあるなんてラッキーですよね。
ぜひ一度ならずとも何度も足を運んで、幸せを分けてもらいましょう。
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