辺戸岬は星空と海のパワースポット!ダイビングで海底鍾乳洞へ
沖縄本島で最も北に位置する海岸線は、ほとんど人が住まないため手つかずの自然が残されているエリアです。
豊かな自然と古来より続く祈りの文化が残されており、観光地としても人気の高い地域でもあります。
この記事では辺戸岬についてくわしくご紹介します。
どんな楽しみ方があるのかくわしくお伝えしますので、旅行の計画を立てる際の参考にどうぞ。
辺戸岬は空と海と大地のパワースポット
辺戸岬(へどみさき)は岬の中では沖縄本島最北端になります。
晴れた日には北に鹿児島県の一部を、西に伊是名島や伊平屋島を見渡すことが出来る絶景ポイントです。
毎年1月1日には初日の出を拝もうと多くの人々がやってきます。
周囲は一番高い場所で約70mもの絶壁が続いて続いています。
崖全体がサンゴの化石で形成されており、まるで真冬の日本海のような荒々しい波が打ち付けても簡単には崩落しないほど頑丈です。
カツオやグルクンなどの大物が釣れる釣りスポットとしても人気があります。
また辺戸岬周辺には聖地・安須杜(あしむい)をはじめとするやんばるの美しい自然が広がっています。
琉球神話に登場する創世の神・アマミキヨが最初に作った聖地と考えられており、琉球王国時代にはこの安須杜で王国の繁栄や五穀豊穣、航海の安全などが祈願されました。
そのため拝所が約40ヶ所以上も現在まで残っています。
辺戸岬では海の景観に心が奪われがちですが、ぜひとも山々の景観も堪能して下さい。
辺戸岬で星空を堪能する
辺戸岬は周囲にお店や人家がないため、夜になると地上はすっかり暗くなります。
そのため晴れた日にはくっきりと美しい満天の星空を堪能できます。
おすすめは冬場の晴れた日、もしくは雨上がりの綺麗な空です。
ただし周辺にトイレがない上に南国とはいえ冬場は夜には10℃以下まで気温が下がります。
防寒対策は忘れないでおきましょう。
周囲に灯りはまずありませんので、一人で星空観察に出かけるのもオススメしません。
行き帰りも十分安全に気をつけましょう。
辺戸岬でダイビングするなら海底鍾乳洞へ
辺戸岬には「辺戸ドーム」と呼ばれる海底鍾乳洞があり、ダイビングスポットとしても人気があります。
辺戸ドームはダイビングでしかたどりつけない海底鍾乳洞で、約2万年前に形成されたと考えられています。
中級者向けですが、ツアープランによっては丁寧な講習つきで初心者でもアタックすることは可能です。
詳細はダイビングショップ事に確認が必要です。
また海底鍾乳洞以外にも、辺戸岬では二神やキャニオンといった自然が作りだしたワイルドな地形を堪能することができます。
辺戸岬へのアクセス方法
辺戸岬までは那覇空港からは約120km、車で移動すると約2時間半ほどかかります。
沖縄本本島の観光地の中では最も遠い位置にあるといいってもよいでしょう。
最も近いインターチェンジ「許田IC」からでも約50kmあります。
インターチェンジを降りたらひたすら国道58号線を北上するとたどりつきます。
美しい海を眺めることが出来るためドライブコースとしても人気で、ツーリングにも最適なコースとなっています。
周辺には茅打ちバンタや大石林山などのパワースポットがあります。
ただしガソリンスタンドや飲食店、コンビニなどはほとんどありません。
給油やトイレ休憩などは那覇市内で済ませておくようにしましょう。
まとめ
辺戸岬についてご紹介しました。
沖縄の海としては珍しい荒れ狂う波が見渡せる絶景スポットで、海ではダイビングや釣りが堪能できます。
また背後を振り返ると聖地である安須杜が広がり、広大な空は夜になると満天の星が輝きます。
海と空と大地、そのすべてのエネルギーを授かることができる癒やしのパワースポットです。
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