瀬長島は恋愛と子宝のパワースポット~詳細や行き方について
瀬長島は那覇空港の近くにあり、観光客はもちろん地元の人々にも人気のパワースポットです。
いったいどんな魅力が詰まった島なのか、行き方についても気になりますよね。
この記事では瀬長島の魅力についてくわしくご紹介します。
恋愛と子宝のパワースポットと呼ばれていますが、いったいなぜでしょうか。
お出かけの参考にどうぞ。
瀬長島はアマミキヨ降臨の地
瀬長島(せながじま)は周囲1.8kmの島です。
アマミキヨが豊見城に降り立つ際に、まずは瀬長島に降臨したという伝説が残っている島です。
そのため瀬長グスクが形成されましたが、太平洋戦争後の沖縄の米軍接収により島が占拠され、島民が沖縄本島への移住を余儀なくされた間に破壊され現在では見る影もありません。
沖縄本島と瀬長島は海中道路でつながっており、拝所は海中道路近くの「アカサチ森」に移転されています。
こちらは現在でも地域の人々によって拝まれています。
かつては按司が住んでいた砂島という意味で「あんじなじま」と呼ばれることもありました。
現在では瀬長島に住んでいる人はいませんが、市営野球場があり休日ともなると観光客でにぎわいます。
那覇空港が近いため、飛行機愛好家の撮影スポットとしても知られています。
最近では観光振興地域に指定されたことを受け、大型商業施設やリゾートホテルの営業がスタートしますます注目を浴びているエリアです。
瀬長島は恋愛と子宝のパワースポット
観光地として注目を集めるようになる以前より、瀬長島は恋愛運アップと子宝のパワースポットとして知られていました。
瀬長島の南東部にある「子宝岩」は、まだ島民が島に住んでいた時代には子宝祈願に必ず訪れていたとされているパワースポットです。
島では「イシイリー」と呼ばれており、約4mほどの岩には縦に二つの穴が空いていました。
子授けを祈願してから石を投げ、上に入ったら男の子下に入ったら女の子に恵まれるとされていました。
米軍の瀬長島占拠に伴い岩は撤去されてしまいましたが、現在は跡地に歌碑が建てられており子宝祈願を行うことは可能です。
また恋愛運アップの島とも言われていますが、これは瀬長島がデートに最適な島と呼ばれているからです。
西海岸に位置する島からは、美しい夕日の景観を堪能できます。
南の島で慶良間諸島に向かって沈んでいく夕日を眺めながら愛を深めることができる、なんともロマンティックなスポットです。
また伝統芸能・組踊りの『手水の縁』の舞台は瀬長島だと考えられており、恋愛と古来より縁が深かったと考えられています。
瀬長島の見どころ
パワースポット巡りや飛行機見学も人気ですが、なんと瀬長島では温泉を利用することができます。
「龍神の湯」では日帰りの温泉利用も可能ですので、地元の人々のリピート率も高い人気のコンテンツとなっています。
遠浅の瀬長島ビーチではダイビングはできないもののバーベキューが楽しめます。
飛行機の離発着を眺めながらのバーベキューや夕日の景観、夜には空港滑走路のライトアップを目にすることができるとあってデートに最適な場所です。
気象条件が合えば、「グリーンフラッシュ」と呼ばれる太陽が沈む瞬間、一瞬緑色の光がまたたく奇跡の光景を目にすることができます。
あまりにも珍しい光景のため、グリーンフラッシュを目にした人は幸福になれるともいわれています。
大切な人と奇跡の一瞬を分かち合えるなんて素敵ですよね。
瀬長島へのアクセス方法
瀬長島は那覇空港から直線距離で約1.5kmほどの位置にあります。
空港からも視認できるほどの近さになります。
瀬長島は離島ではあるものの海中道路で本島とつながっているため、気軽におでかけできるリゾート地として観光客のみならず地元の人々からも愛されています。
那覇空港から出発して国道331号線を糸満方面に向かって進むと海中道路が見えてきますので、渡るとすぐです。
車で約10分ほどになります。
まとめ
恋愛と子宝の島、瀬長島についてご紹介しました。
かつて瀬長島には琉球神話の創世神・アマミキヨが舞い降りたという伝説が残されています。
残念ながら戦争によって聖地は失われましたが、代々島民が子宝のご利益を授かってきたといわれる子宝のパワースポットには参拝可能です。
また瀬長島は恋愛のパワースポットともいわれており、特に夕焼けの時間帯がデートに最適です。
大切な人と一緒にお出かけ下さい。
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