南城市・仲村渠樋川の読み方と場所~五右衛門風呂があるの?

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南城市・仲村渠樋川の読み方と場所~五右衛門風呂があるの?

南城市には沖縄では貴重な湧水地が多い場所ということでも有名です。

貴重な水が湧き出る場所は聖地として信仰の対象となっています。

この記事ではそんな聖地の1つ、仲村渠樋川の読み方や場所への行き方、見どころについてご紹介します。

お出かけの参考にどうぞ。

仲村渠樋川は癒やしのパワースポット

仲村渠樋川(なかんだかりひーじゃー)は国指定重要文化財で、周辺住民の生活を支える大切な湧水です。

地元の人々からは「うふがー」と呼ばれています。

「樋川」とは井戸や泉を指す言葉で、沖縄の伝統的な湧水地につけられることが多い名称です。

水が貴重な沖縄では水源を神聖なものと考え、拝む対象とすることが多いです。

仲村渠樋川もそのひとつで、聖地として東御廻りの巡礼途中で祈りを捧げる人が多いパワースポットです。

仲村渠樋川は男性用と女性用に分かれた沖縄の伝統的な石造井泉(せきぞうせいせん)のつくりになっています。

ところが沖縄全土を巻き込んだ戦争によって一部が破壊され、現在みることができるのは復元整備された姿になります。

周辺には展望台もあり、美しい海を見渡すことができる上に涼がとれるということで地元の人々に愛されている癒やしのパワースポットでもあります。

仲村渠樋川にはなんと五右衛門風呂付き!

仲村渠樋川は県内唯一の五右衛門風呂付きの樋川でもあります。

五右衛門風呂とは盗賊・五右衛門を釜茹での刑に処する際に使用されたという伝説が残るお風呂で、かまどのうえに直接釜を設置し、底板を設置してその上から人間が入って使用するタイプの風呂桶です。

そもそも沖縄では浴槽につかるという習慣があまりありません。

公衆浴場としての役割も果たしてきた仲村渠樋川ですが、発掘・復元調査の際にこの五右衛門風呂が設置されたんだとか。

なんとも不思議な景観です。

実際に使用していた形跡はないということなので、ますますなぜここにあるのか謎です。

アクセス方法

仲村渠樋川のある場所は南城市玉城字仲村渠724です。

那覇空港から仲村渠樋川までは車で約40分です。

仲村渠児童館の手前にある石畳の坂を下った場所にあります。

駐車場はありませんので、周辺住民の邪魔にならないようにして見学しましょう。

仲村渠児童館の駐車場が空いていれば利用することができます。

公共交通機関を利用する場合、路線バス・39番線に乗車し「仲村渠」バス停下車、徒歩で約15分です。

まとめ

仲村渠樋川の読み方や場所についてご紹介しました。

沖縄県内で唯一、五右衛門風呂が整備された公衆浴場を供えた湧水地です。

眺めも良く、地元の人々を古来より癒やしてきたパワースポットでもあります。

のんびりとした時間を体感したい方におすすめの場所です。

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