クバ御嶽はパワースポット~クボウ・クボー・フボーのどれが同じ?

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クバ御嶽はパワースポット~クボウ・クボー・フボーのどれが同じ?

今帰仁村には今帰仁城跡をはじめ、数々のパワースポットがあります。

その1つが琉球神話にも縁が深いクバ御嶽です。

この記事ではクバ御嶽についてくわしくご紹介します。

また同じ御嶽にもクボウ・クボー・フボーなどの似た言葉が多く見られますが、どれが同じ意味なのか、その言葉の意味についてもご紹介します。

クバ御嶽は別名クボウ御嶽!

クバ御嶽は琉球神話に登場する創世の神・アマミキヨがつくった琉球開闢七御嶽のひとつです。

今帰仁城跡のとなりに広がる山、その全てが聖地です。

沖縄で最も広い御嶽になります。

クバ御嶽の他には 安須森御嶽(あすむいうたき)・斎場御嶽(せーふぁうたき)・薮薩御嶽(やぶさつうたき)・雨つづ天つぎ御嶽(あまつづてんつぎうたき)・クボー御嶽(くぼーうたき)・首里真玉森御嶽(すいまだむいうたき)の6つがあります。

ところでクバ御嶽とよく似たクボー御嶽という御嶽がありますが、両者は全く異なる聖地になります。

クバ御嶽は別名「クボウ御嶽」と呼ばれ、今帰仁村に鎮座しています。

一方クボー御嶽は別名「フボー御嶽」とも呼ばれており、神の島と呼ばれる久高島に鎮座している聖地です。

そもそもクバ御嶽の「クバ」とは亜熱帯地方で見られるヤシ科の植物「蒲葵」(ビロウ)を指す沖縄の言葉です。

沖縄ではよく見かける植物ですが、神聖な木として信仰の対象にもなっています。

そのため、沖縄各地で見られる聖地の多くにクバ、クボ-といった名称がついています。

なんだかややこしい気もしますが、それだけ神聖なものと見なされている重要な植物だといえます。

クバ御嶽の歴史とパワースポットの所以

クバ御嶽は創世の神・アマミキヨが創りだしたとされる聖地の1つです。

祭神「ワカサノツカサ御イべ」が頂上あたりのイビに祀られています。

古来より山全体が神の舞い降りる場所として信仰の対象となっており、現在もほぼ手つかずの自然が残されています。

頂上からは近くの今帰仁城跡をはじめ海まで見通すことができ、海と空と大地のエネルギーを受け取ることができる癒やしのパワースポットです。

クバ御嶽のある山の中腹には子授けのご利益を頂けるといわれる洞窟「プトゥキヌイッピヤ」もあります。

アクセス方法

クバ御嶽は山全体が聖地であり、今帰仁城跡を見おろすことができる高台にあります。

そのため今帰仁城跡を示す道案内にそって進むと迷うことはありません。

那覇空港からは約110㎞ほどで、車で約2時間45分ほどです。

公共交通機関を利用する場合、本部循環線・やんばる急行バスに乗車して「今帰仁城趾入口」バス停で下車、徒歩20分ほどです。

山の中腹にある拝所から頂上までは約20分です。

標高は200mほどでそれなりに道は整備されていますが、ところどころ険しく岩場もありますので歩きやすい靴を履いてでかけましょう。

まとめ

沖縄でも有数のパワースポット、クバ御嶽についてご紹介しました。

琉球の創世神話にも登場する重要な御嶽のひとつであもるクバ御嶽は山丸ごと1つが聖地であり、壮大なエネルギーを体感することができます。

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