松川樋川は美人のご利益があるパワースポット～場所はホテルの中！？

松川樋川は｢美人のご利益を授かることができる｣という伝説を持つパワースポットです。

どんな場所にあるのか気になりますよね。

この記事では松川樋川のあるホテルの情報やその言葉の意味についてご紹介します。

参考にどうぞ。

松川樋川は沖縄都ホテルの中にあるパワースポット

松川樋川(まつかわひーじゃー)とは｢この水を使用したものは美人になる｣という伝説の泉です。

なぜそのような伝説が残されているのでしょうか。

それは琉球王国の時代にさかのぼります。

かつて琉球王国の役人が国王の花嫁候補探しを行う場合、必ずと言っても良いほど候補者が選出される美人が多く住んでいることで有名な集落がありました。

その秘密を調べて見たところ、その集落にはある湧き水があり、人々の生活用水となっていることが分かりました。

それこそが松川樋川です。

現在では沖縄都ホテルの敷地内になっていますが、現在でも美人を叶えるパワースポットとして知る人ぞ知る隠れ人気スポットとなっています。

ハンカチなどに松川樋川の水を含ませ顔を拭くと美人のご利益を授かることができるといわれています。

特に額に水をつけるといつまでも若々しさを保つとあって、女性だけではなく男性にも見逃せないパワースポットです。

美人の泉・松川樋川の｢樋川って何

まず｢樋川｣とは水の湧く場所を指します。

沖縄全土では地理上の問題もあって生活用水の確保が慢性的に困難です。

そのため水を神聖視する風習が古来よりあります。

沖縄都ホテルが建っていた土地に湧いていた泉のため、その立地から｢松川樋川｣の名称がつきました。

なぜ伝説の泉がホテルの敷地内にあるのかというと、実は沖縄全土を巻き込んだ沖縄戦により、泉はなくなってしまったのです。

ところが沖縄都ホテルを建設した際に、その敷地内で再発見され、復元されることになったのです。

そんな松川樋川のある沖縄都ホテルですが、実は2018年1月22日をもって閉館しました。

外資系企業モルガン・スタンレーによって買収され、2月から改修が行われます。

新たなるコンセプトのリゾートホテルとして約半年後新たなオープンを迎える予定ということですので、当分は参拝できなくなるでしょう。

松川樋川へのアクセス方法

松川樋川は沖縄都ホテルの裏にある駐車場に湧いています。

ホテルからは首里城まで徒歩ですぐ近くです。

沖縄都ホテルまでは那覇空港から車で約20分、国際通りからは車で約5分です。

公共交通機関を利用する場合、最寄りの駅はゆいレール｢安里駅｣です。

多くの路線バスがホテル前にバス停をもちますが、改修に伴うホテルの休業期間中はどうなるかは、現在のところ不明です。

まとめ

琉球美人の源と呼ばれるパワースポット、松川樋川についてご紹介しました。

沖縄で最も美人が多いとされる集落の湧き水で、身につけると男女問わず美しさと若さを授けてくれるという泉です。

ぜひともご利益にあやかりたいところですが、ホテルの敷地内にある上に肝心のホテルは外資系企業に買収され改修中です。

どのような改修が行われるかは不明ですが、ぜひともパワースポットも残したまま改修して頂きたいところです。

新たなコンセプトで再オープンする予定ということなので、どのように改修されるか楽しみに待つしかなさそうです。