普天満宮のご利益は縁結び!アクセスや御朱印もご紹介
普天満宮は沖縄らしさと日本の文化の両方が混ざり合った独特な神社です。
縁結び祈願に絶大な効果があると人気を集めていますが、いったいどんな神社なのか気になりますよね。
この記事では普天満宮のご利益やアクセス、御朱印についてご紹介します。
普天満宮は縁結びのご利益をいただけるパワースポット
官制神社の序列を定めた「琉球八社」のうちのひとつが普天満宮(普天間宮)です。
沖縄中部最大の聖域とされています。
また宜野湾市では唯一の神社であることから、初詣先としても人気を集めています。
本来は琉球古神道神(日の神、竜宮神、普天間女神、天神、地神、海神 )をお祀りしていましたが、15世紀頃になると熊野権現を合祀するようになりました。
熊野信仰は日本よりもたらされた信仰ですが、自然に神さまが宿るとする考えは琉球古来からの信仰と違和感なく溶け込んだのでしょう。
普天満宮には本来お祀りする琉球神話の女神様にまつわる由縁の他、仙人の姿をまとって困窮する百姓夫婦を救うために姿を現した熊野権現に関する伝説などが残されています。
沖縄中部最大の聖域でもあることから、生活に関する全てのご利益を司るパワースポットとして地元の人々から信仰を集めていますが、中でも縁結びと建築関係の祈願に格別のご利益があるといわれています。
良縁祈願や建築の際のご祈祷は必ずといっていいほど普天満宮に足を運ぶ人が多いんだとか。
特に建築関係の祈願に関しては、沖縄北部からも参拝者が後を絶たないそうです。
普天満宮洞窟は聖域!
普天満宮の境内には天然の鍾乳洞があります。
市指定の名勝であり、約280mほどあります。
その一部は一般に向けて公開されています。
洞窟からは貝塚時代の遺跡も出土しており、貴重な文化遺産の1つです。
普天満宮洞窟の拝観は無料ですが、授与所にいる巫女さんに一声かけてから参拝しましょう。
数名で参拝する場合、代表者の氏名と住所を記載する必要があります。
参拝できる空間はライトアップされており、静謐な空気を相まって思わず身を正さずにはいられない神聖な空間となっています。
それもそのはず、この洞窟には普天間女神が身を清めるために籠もったり、熊野権現が仙人の姿をまとって姿を現したという数々の伝説が残っているのです。
神さまも足を踏み入れた聖域ですから、失礼のない言動で内部は参拝するようにしましょう。
御朱印の種類と値段について
普天満宮の御朱印は1種類あります。
「普天満宮」の墨書きと朱印のオーソドックスな御朱印です。
初穂料は300円です。
普天満宮オリジナルデザインの御朱印帳は、紺地に刺繍で社殿や松竹梅の縁起物があしらわれたデザインです。
よく見ると社殿に至る参道にはハイビスカスが咲いていたり、配色に沖縄らしさがにじんでいます。
初穂料は1500円、御朱印と説明書きがついてきます。
御朱印は授与所でいただけます。
受付時間は大体10:00~17:00の間です。
アクセス方法
車で訪れる場合、普天満宮は参拝者用駐車場があります。
無料で利用できます。
公共交通機関を利用する場合、那覇空港からはゆいレール(モノレール)に乗車し「旭橋」で下車して約15分です。
路線バスを利用する場合は那覇バスターミナル(旭橋)から23番に乗車し、「普天間」下車です。
約40分ほどかかりますのでモノレールが便利です。
まとめ
普天満宮についてご紹介しました。
天満宮と呼ぶだけあり合格祈願に訪れる人も多いですが、琉球古来の神々と共に熊野権現もお祀りしているためあらゆるご利益を授かることができるといわれています。
中でも縁結びと建築関係の祈願は間違いなく沖縄中部で最強のパワースポットです。
また神社の境内にある洞窟は神さまが足を踏み入れた聖域でもあります。
神社を参拝したら、忘れずに洞窟も参拝しておきましょう。
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