許田の取水は恋愛のパワースポット！そのご利益に預かろう

沖縄本島北部は｢やんばる｣と呼ばれており、さまざまな魅力が詰まった人気観光エリアです。

｢許田｣には高速道路のインターチェンジもあり、沖縄を車で観光する際の拠点となっていますが、ただ通り過ぎるだけになっていませんか？

じつは許田には恋愛のパワースポットがあります。

この記事では恋愛のご利益を授けてくれるといわれている｢許田の取水｣伝説についてご紹介します。

旅行プランを建てる際の参考にどうぞ。

「許田の取水」伝説とは

許田の取水(きょだのてみじ)は沖縄県の北部にある許田集落の生活用水として使用される桶川の水にまつわる伝説を指します。

沖縄の伝統芸能である組踊(くみおどり)の演目｢手水の縁｣のモデルとなった伝説です。

その内容は次の通りです。

かつて旅の途中にひとりの若い侍が桶川の傍を通りかかったときのことです。

ちょうど喉が渇いていた侍は水を目にして喉の渇きを潤そうと近付いていきます。

するとそこには若い娘がいて、水を汲んでいるところでした。

侍は｢喉が渇いているのであなたのその手で水を汲んで私に飲ませてくれませんか｣とお願いしますが、娘は恥ずかしがって断ります。

しかし何度か頼むうち、娘は了承して手ですくった水を侍に飲ませます。

こうして二人の仲は急接近します。

やがて旅を終えた侍ですが、旅の途中で出会った娘が忘れられず、ついに娘を呼び寄せ妻としました。

この伝説により、桶川の水には恋愛運アップと良縁をつなぐご利益があると多くの男女をひきつけるようになったのです。

許田の取水で恋愛運アップを祈願する方法

許田の取水は、運命の相手と出会うための縁をつないでもらった伝説です。

この伝説にあやかるわけですから、縁を繋いで貰いたい相手の顔を心に思い描きながら川の水に触れるといいでしょう。

特定の相手がいない場合は、出会いがあることを念じながら水に触れましょう。

またすでにパートナーがいるカップルの場合は、さらに二人の仲を深める効果が期待できます。

二人一緒に水に触れておくといいでしょう。

また男女の恋愛に関する縁だけではなく、人間関係や仕事における良縁もつないでくれるといわれています。

アクセス方法

車では｢道の駅｣許田から約5分ほどで桶川まで到着します。

｢道の駅｣許田までは那覇空港から車で約1時間です。

沖縄自動車道｢許田IC｣で降り、名護市方面に向かって国道58号を走ると右側に見えてきます。

また｢道の駅｣許田は全国の道の駅ランキングもで上位の常連であるほど人気の高い施設です。

許田の桶川を訪問する場合は、ぜひ道の駅にも立ち寄ってみて下さい。

まとめ

｢許田の取水｣伝説にご紹介しました。

水がとりもつ不思議な恋物語にあやかることができます。

結ばれたいあの人の顔を思い浮かべながら許田の水に触れてみて下さい。

地元の人々にとって大切な生活用水ですから、あまり騒いで迷惑をかけないようにしたいものです。