大神島の不思議な伝説をご紹介!名前の通りのパワースポットだった
宮古諸島は沖縄でも人気の目的地のひとつですが、そのなかのひとつ大神島は神さまに呼ばれないと上陸できないとさえいわれる不思議な島です。
この記事では、そんな大神島の不思議な伝説についてくわしくご紹介します。
大神島に眠る伝説
大神島は周囲4㎞のとても小さな島です。
「神の島」「御願島」(うがんじま)と呼ばれていますが、現在でも年間を通して数多くの神事が行われており、中には島外からの人の出入りが制限される神事まであります。
それだけ神さまに近い島といわれているだけに、多くの伝説が残されています。
中には「神さまの怒りに触れた」と考えられる怖い伝説もあります。
有名なお話としては17世紀頃、近海を暴れ回っていた海賊がこの大神島に財宝を隠したというものとそれにまつわる顛末があります。
1960年代に海賊の財宝伝説が明らかになると数多くの人間たちが財宝を求め、この小さな島に上陸しあちこちを掘り返しだしました。
すると財宝目当てに上陸した人々は次々と原因不明の病気や怪我によって島からの撤退を余儀なくされたとか。
その他、島の観光地化に伴い島を一周する道路を作ろうとしたところ作業員の怪我や重機による事故が後を絶たず、ついに道路計画自体が中止となりました。
大神島に住んでいる人もいますが、彼らはこの海賊の子孫であるともいわれています。
海賊は秘宝を隠す際に島民を全て焼き殺してしまったのだとか。
島には今も島民を焼き殺したとされる場所が残されています。
大神島はパワースポット
大神島は神さまが宿る場所であり、島全体がパワースポットと呼べます。
そのため神さまに許された人しか上陸することはできないんだとか。
そして神さまは、その力を受け取る資格がある人を呼び寄せるともいわれています。
つまり大神島に興味をひかれた人は、神さまに呼ばれている可能性があります。
陸からも海からも癒やしと浄化のエネルギーを受け取ることができますが、その全てが神さまのものですので、むやみに岩に昇ったりキレイだからと海岸で泳いだりしないようにしましょう。
最もエネルギーを受け取ることが出来る場所は遠見台(とうんぱら)です。
高台からは360度広がる絶景を堪能できます。
海には無数の奇岩(ノッチ)がひしめきあっており、独特の景観をつくりだしています。
空に近い場所と海のパワーポイント、その両方を堪能しても所要時間は100分ほどですので日帰りでの観光が可能です。
大神島観光のポイント
神さまの島ですので、観光客はルールを守る必要があります。
まず、島に上陸したら案内板にしっかり目を通し定められたルート以外に足を踏み入れないようにします。
聖地として立ち入り禁止になっている区域もあるからです。
立ち入ることはもちろん、目にすることも禁忌とされており、地元の人間でさえ近付かない場所があります。
次に、綺麗な石を見つけても持ち帰るのはやめましょう。
海岸の貝殻は持ち帰っても問題ないようです。
アクセス方法
大神島までは宮古島の島尻魚港から小型船舶「スマヌかりゆす」で片道15分です。
往復で600円ですが、冬と夏で便数が異なりますので注意が必要です。
宮古島の空港から島尻魚港までは車で約30分ほどです。
まとめ
大神島の不思議な伝説についてご紹介しました。
伝説の海賊・キャプテンキッドの財宝が眠る島ともいわれていますが、財宝を探す者には神さまの怒りの鉄槌が下されるといわれています。
強い癒やしと浄化の力を持つパワースポットですが、それだけ神さまの力が強い場所ですので失礼のないように行動には気をつけましょう。
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