白雲神社には音楽のご利益が!御朱印についても紹介
京都御苑内に鎮座する白雲神社は音楽のご利益を授かるパワースポットとして人気を集めています。
いったいどんな神社なのか気になりますよね。
この記事では白雲神社で授かることのできるご利益やお守り、御朱印についてご紹介します。
音楽の神さまの加護が欲しい方、必見です。
白雲神社は音楽のご利益を授かるパワースポット
白雲神社は京都御苑内に鎮座している3つの神社の1つで、元々は西園寺家の鎮守府でした。
お祀りするのは妙音弁財天です。
西園寺家が妙音堂を建立するに際して、音楽の神さまを勧請しようとしたのがその始まりです。
その後は西園寺家の移転に伴い遷座をくり返し、天皇が東京へ移ったのをきっかけに西園寺家が移転した際に存続の危機に晒されます。
その際に地元の有志により、現在の位置に「白雲神社」の名称で留まることになったのです。
そもそも西園寺家は琵琶の宗家ですので、琵琶をはじめ数々の音楽を司る弁財天は一族の家業を加護する守り神だったのでしょう。
現在でも音楽の道に関わる人々が多く参拝に訪れる神社です。
お祀りする弁財天さまの縁日は「巳の日」です。
この日は無料でお祓いを受けることができます。
白雲神社の薬師石で体の不調を回復させよう
白雲神社に参拝したら忘れずに足を運んでもらいたいのが、境内にある「薬師石」です。
京都御苑にあることから「御所のへそ石」とも呼ばれる石です。
この薬師石に触れてから気になる自分の身体の部位に触れると、悩みを解決してくれるといわれています。
よく見ると、石の表面は人の顔らしき模様が見て取れるため「人面石」とも呼ばれており、古来より神聖な力が宿ると信仰を受けてきたんだとか。
頭痛が気になる人は頭を、腰痛に悩まされている人は腰というように、薬師石を撫でた手で自分の身体も撫でておきましょう。
お守りの値段や特徴について
白雲神社の絵馬は2種類あります。
琵琶と蛇が描かれている「運絵馬」初穂料1000円と、琵琶を手に音楽を奏でる弁財天様の絵の「妙音弁財天絵馬」初穂料1500円です。
どちらも妙音弁財天さまを象徴するものですね。
音楽に関する願い事をするのにぴったりの絵馬です。
また弁財天さまを象徴する白蛇は金運アップのご利益を運ぶお遣いであることも知られています。
ですので実は白雲神社は音楽だけではなく金運アップのパワースポットとしても密かに人気を集めています。
特に暦の上で「巳」と「成」が重なる「9月の巳の日」だけに配布されるお守り「巳成金」(みなるかね)が人気です。
妙音弁財天さまの姿が描かれた小判の形のお守りで、お財布に入れておくと「金銭に困らなくなる」というご利益を授けてくれます。
御朱印の値段や特徴について
白雲神社の御朱印は1種類です。
音楽の神さまをお祀りする神社らしく、琵琶のスタンプがあしらわれます。
初穂料300円です。
社務所で頂くことができます。白雲神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
アクセス方法
白雲神社は京都御苑内に鎮座する神社だけあり、専用の駐車場はありません。
ただし京都御苑には専用駐車場が2箇所あります。
どちらも3時間までの利用で普通自動車1台500円、3時間をこえると1時間ごとに100円加算されます。
また葵祭や時代祭の時には特別料金に変わるほか、満車になりやすく駐車できない場合が多いです。
公共交通機関を利用する場合、市バスだと「烏丸下長者町」下車、徒歩で約5分です。
地下鉄烏丸線だと「丸太町駅」下車、徒歩で約10分です。
まとめ
音楽のご利益を授かることができる白雲神社についてご紹介しました。
音楽上達のご利益の他に、体の痛みを和らげたり金運アップのご利益を頂けるパワースポットでもあります。
ぜひ一度参拝してみてください。
コメントはこちら