真名井神社の水の秘密をご紹介!お受けできる桃守りとは?
真名井神社の鎮座する天橋立は景勝地として古来より人気の観光スポットです。
真名井神社は京都だけではなく日本屈指のパワースポットとして知られていますが、その秘密は「水」にあります。
いったどのような水にまつわる秘密があるのか解説します。
また参拝しなければ頂けない特別な桃守りについても解説しますので、参拝の際の参考にどうぞ。
真名井神社とはどんなパワースポット?
まず真名井神社は元伊勢籠神社の奥宮です。
正式には「眞名井神社」あるいは「久志濱宮」と呼びます。
お祀りするのは豊受大御神で、伊勢神宮の外宮にお祀りする神さまと同じです。
そもそも元伊勢とは、「伊勢神宮に豊受大御神が遷られる前にいらっしゃった土地」という伝説の残る土地です。
伊勢神宮外宮に移動する以前は豊受大御神がこの真名井神社にいらっしゃったんだとか。
なぜ移動したのかというと、伊勢神宮の内宮に祀られていた天照大神が天皇の夢枕に立ち「豊受大御神がいた方が心安らかに食事が出来るので、近くに呼び寄せてくれ」とお願いしたからです。
豊受大御神は食べ物の神さまですが、それだけ天照大神も長く伊勢の地に留まるには食事が重要と考えていたということなのかもしれません。
また真名井神社は2500年も昔から人々が祈りを捧げる場所として信仰されてきたといわれており、現在でもその静謐な空気は変わらないままです。
地元の観光協会でさえも「不純な気持ちで参拝しないで下さい」と注意喚起しているほど聖別されたパワースポットです。
真名井神社の水の秘密
真名井神社の境内には「天の眞名井の水」と呼ばれる御神水が創建当時から現在までこんこんと沸きだしています。
この「真名井」という名称は最も清浄な水に冠される敬称にあたります。
拝殿前の鳥居には、狛犬ならぬ神龍が左右に鎮座しています。
龍は古来より水を司る使者ですから、神聖な水を祀る神社にはぴったりの神さまからの使者です。
神社に伝わる話によると、この水は三代目祖神・天村雲命(あめのむらくものみこと)が神々の世界にまで足を運んで持ち帰った水が由来だといわれています。
つまりこの御神水こそがパワーの源です。
口にする人が最も必要とするご利益を授けてくれるともいわれており、その効果は人それぞれなんだとか。
有名な野球チームの球団関係者がこの水を持ち帰ったところ低迷した成績を回復させることができた、数多くの有名人がこのお水を持ち帰ったところ結婚に至ったなど様々な逸話が残されています。
心願成就はもちろん縁結びまで幅広く幸福を招き寄せてくれる御神水なんです。
そのため県内外からご利益を求めて数多くの人がこの御神水を汲みにやってきています。
飲み方としては、きちんと神さまに感謝の気持ちを捧げてから口に含みましょう。
御神水は持ち帰ることもできますが、飲料用よりも神棚などにお供えした方がいいです。
欲張って大きなポリタンクなどに詰めるのはやめたほうがいいでしょう。
授かることができる桃守りとは
桃は古来より邪気を祓う神聖な樹木と見なされてきました。
中国では神さまの食べ物とされていますし、日本では聖なる力をもって鬼退治を行う「桃太郎」などで桃の活躍をみることができます。
真名井神社を参拝した人だけに授けて頂けるお守りが「桃守り」です。
頂けるのは籠神社ですが、一度真名井神社に参拝してから籠神社まで戻る必要があります。
初穂料は500円です。
強い魔除けのご利益があるお守りですので、参拝したら忘れずに手に入れて帰りたいものです。
真名井神社で頂ける御朱印
真名井神社は籠神社の奥宮であり、社務所などはありません。
そのため御朱印もありませんが籠神社には御朱印とオリジナルデザインの御朱印帳があります。
アクセス方法
真名井神社は籠神社の奥宮となるためか、専用の参拝者用駐車場はありません。
籠神社には参拝者用駐車場があります。
150台分のキャパシティがあり、利用料は一台につき終日700円です。
籠神社から真名井神社までは徒歩で約10分ほどですので、車で参拝する場合は籠神社の駐車場を利用しましょう。
公共交通機関を利用する場合、京都丹後鉄道「天橋立駅」からはバスが出ており「元伊勢籠神社」で下車するとすぐ目の前に籠神社です。
バスの運行は40~50分に1本ですので、時刻表をチェックしてから参拝するようにしましょう。
まとめ
真名井神社の水の秘密について解説しました。
神さまの世界から人間の世界へもたらされたといわれている水で、飲んだ人にとて最も必要なご利益を授けてくれます。
さらに真名井神社を包む森には現在にも恐れを感じるほどのパワーが満ちています。
真剣に叶えたい願い事がある人だけが参拝に適したパワースポットといえます。
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