春休みは国内旅行がおすすめ！厳選4箇所をご紹介！

春うららの季節、家族で春休み国内旅行をする計画をお持ちなら、こんなコンセプトで計画をしてみてはいかがでしょう。『歴史を感じるスポットを探索し、その後ゆっくり源泉かけ流しの温泉に浸かり郷土料理に舌鼓を打つ』このコンセプトにご賛同の方に「おすすめのスポット4箇所」を紹介しましょう。

ＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」にちなんで、『信州上田城と別所温泉』

今年のＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」は脚本家・演出家三谷幸喜の話題作で、注目されています。その舞台が長野県上田市、真田幸村の父・昌幸が築城した上田城なのです。徳川家康を一度は自害を覚悟させるまでに追い込んだ幸村、家康が目の上のこぶにしていた難攻不落の上田城、興味が尽きません。

春休みの国内旅行に上田城を訪れると、ドラマに一層臨場感が加わること請け合います。上田城と周辺を散策し、その後は信州と言えば先ずは“そば”です。石臼でひいた手打ちそばを堪能した後は、一路“信州の鎌倉”と言われる別所温泉に行きましょう。

歴史が古く真田幸村も湯治に利用したとされる別所温泉は、多くの文豪にも愛された温泉宿です。信州に来たら馬肉料理を是非堪能してもらいたいものです。“刺身・煮込み”料理は、都会では味わえない野趣たっぷりの郷土料理です。

日本の歴史のルーツ『出雲大社・松江城と玉造温泉』

島根県にある出雲大社は、日本神話・古事記などに出てくる伊勢神宮と肩を並べる神社です。縁結びの神様では日本一です。社（やしろ）をテーマにした、ツアーが数多くありますが、どちらかと言いますと日本海側の出雲大社は少ないようです。その為同じ宍道湖の北側に面した距離も近い落ち着いた松江城を中心とした城下町も合わせて、観光してみたはいかがでしょうか。

松江城は慶長16年築城のままの姿をとどめている数少ない城で、国の重要文化財に指定されています！松江市は石川県の城下町金沢市にも劣らない茶の湯文化が根付いた街です。

松江では国内でも最大級の“宍道湖大和しじみ”の味噌汁・佃煮を味わってほしいものです。旅行の疲れは、宍道湖の対岸で歴史ある玉造温泉でくつろぐことは最高の贅沢です。温泉では宍道湖で獲れる大和しじみ・ワカサギ・シラウオ・スズキ・うなぎのどれかがお品書きに上ってきます。

雲海に浮かぶ日本のマチュピチュ竹田城跡と城崎温泉

兵庫県にある竹田城は、雲海から浮かび上がっている城跡の石垣。テレビや雑誌などで観たことがある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。非常に神秘的でですよね。そんな「日本のマチュピチュ」。最近脚光を浴びて有名になりましたよね。

竹田城は兵庫県朝来市にあった標高353ｍの山城で、現存する山城としては日本国内最大級の城です。しかし現在は石垣だけがほぼそのままの状態で残っている城跡で、廃城から400年経ち、見ているだけで、無常観がこみあげてくるのです。

竹田城見学で、疲れた足を癒すのは何と言っても日本海に近い城崎温泉がおすすめです。1300年の歴史を持つ兵庫県随一の名湯で、円山川に掛かる石造りの太鼓橋と柳並木が城崎温泉のトレードマークです。春休みに訪れると淡い緑に芽吹いた柳並木をそぞろ歩きしながら、外湯の露天風呂・岩窟風呂と違った温泉浴もおすすめです。夕食には日本海の海の幸蟹料理と、兵庫県の但馬牛のすき焼き・ステーキは国内ならではの贅沢でしょう。

若い女性に大人気の『湯布院とその温泉郷』

湯布院は由布院どちらの名前も使われる珍しい所、もともと由布院町と湯平村が合併して湯布院町になりました。実は平成の大合併で由布市になり一大温泉郷を構成しています。最近はひらがな名もあちこち見られます。平成になって、若い女性からの支持を得て『国内旅行の人気スポット上位』にいつもランクインするまでになりました。

由布院は日本百名山“由布岳”の麓に広がる温泉郷で、由布院駅から“金鱗湖”へ向かう街道筋が“湯の坪街道”です。私も実際に散策をしたことがあります。オルゴール店や美味しい菓子店などが多くあり、約30分ほどで歩けます。休日は人が多いのですが、実は平日はそこまで人が多くなかったりもしますので、平日行ける方はおすすめです。

湯布院温泉は湯量が全国でも屈指の湯量を誇ります。駅構内にも足湯があるほどです。“立ち寄り湯”も人気で、日帰り温泉・各種源泉の梯子（はしご）もどうでしょうか。温泉宿での食事は大分県の豊後水道で獲れた関鯵（あじ）・関鯖（さば）の刺身、地鶏のしゃも・豊後牛等地元の豊富な食材でもてなしてくれます。