平久保崎は石垣島のパワースポット~灯台から見える夕日が綺麗
沖縄でも屈指の人気を誇る観光地、石垣島の北東部は半島がつきだした形をしています。
この平久保半島の北端には平久保崎が鎮座しており、パワースポットとして知られています。
この記事ではそんな平久保崎にある灯台など、魅力についてくわしくご紹介します。
お出かけの参考にどうぞ。
平久保崎は石垣島の最も北
平久保崎(ひらくぼさき)は石垣島の最北端に位置する岬で、眼下には透明度の高い海が広がり珊瑚が見えます。
水平線が直線ではなくゆるく弧を描いているようなカーブに見えるほど、遮るものがなにもない海の光景を目にできます。
周囲は牧場に囲まれており、青い空と青い海と緑の牧場のコントラストが美しい景勝地でもあります。
東側(右手)は太平洋、西側(左手)が東シナ海となっており、同時にふたつの海洋を目にすることができます。
美しい海に夕日が沈んでいくと、今度は灯台に火が灯ります。
時間帯ごとに異なる表情を堪能することができますので、訪問時間に注意しましょう。
午前中は混雑せずのんびりと景色を眺めることが出来ますが、太陽光が海に反射するため青い景色が見えにくくなります。
午後は青い海と空のコントラストが楽しめます。
夕方はオレンジ色の夕日と暮れてゆく群青の空のグラデーションを堪能できます。
ただし台風時や曇りの日、冬場は天候に恵まれていないため美しい景観は目にすることができません。
晴れた日に出かけましょう。
平久保崎の灯台は「恋する灯台」って本当!?
平久保崎は石垣島の北に向かってつきだした位置にあります。
そのため沖合を航行する船のために灯台が設置されています。
灯台の高さは約13.7mほどです。
平久保崎にある展望台よりも低い位置に灯台はあるため、展望台から青い海を背景にそびえる白い灯台を眺めることができます。
「恋する灯台」のひとつとして登録されています。
「恋する灯台」とは一般社団法人日本ロマンチスト協会と日本財団によって認定される灯台を指します。
「灯台=人生の道標」としてとらえ、愛し合う二人がともに未来に向かって希望をもってともに歩む力を与えてくれるパワースポットに対して「恋する灯台」の称号を与えています。
協会が選考したロマンス宣教師によってふさわしい灯台が選出されるのですが、平久保崎の灯台は2016年に沖縄にある灯台で唯一、選出されています。
選出された理由はやはり平久保崎の灯台の景観の美しさです。
夕日によってオレンジとブルーのグラデーションが生まれ、恋人たちの姿が絵画のように美しく浮かび上がるからなんだとか。
愛するひとと未来を誓うには最適のパワースポットです。
平久保崎へのアクセス方法
石垣空港からは約30kmほどの距離にあり、車で移動すると約50分ほどです。
石垣市内から移動すると約40kmほどで、車で移動すると約90分かかります。
駐車場は無料で完備されていますが、6台ほどの余裕しかありません。
駐車場から灯台までの遊歩道は整備されておりベビーカーや車椅子でも通れますが、周囲に遮るものがないためかなり強い風が吹きます。
寒さ対策や突風対策が必要です。
6~9月頃だと夕日を眺めた後に近くの「サガリバナ群落」に立ち寄るのがおすすめです。
サガリバナは夜に咲く花ですので、夜間の観賞が適しているのです。
ただし相当暗いですので、懐中電灯など照明の準備を怠らないようにしましょう。
石垣島までは航空便が便利です。
那覇空港から石垣空港までは約60分、羽田空港から石垣島までは約3時間ほどのフライトです。
羽田空港から那覇空港までは約2時間50分かかりますので、八重山諸島を中心に観光する予定でしたら、那覇空港を経由しない直行便の方が便利です。
まとめ
平久保崎についてくわしくご紹介しました。
「恋する灯台」を中心に、青い海と白い灯台、緑の牧場が生み出す絶景を堪能できるスポットです。
特に夕方には「恋人との仲を深めてくれる絵画のような夕日」を眺めることができるパワースポットです。
石垣島の他の観光地からはやや離れた位置にありますが、石垣島の風景を堪能したいのであれば訪れておくべき場所です。
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