西表島・三離御嶽(ミチャーリオン)発祥のお祭りとは?

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西表島・三離御嶽(ミチャーリオン)発祥のお祭りとは?

西表島には独特の生態系が息づいており、ここでしか見られないものがたくさんある場所です。

この記事は中でも南国特有の原生林があることで知られている三離御嶽(ミチャーリオン)についてご紹介します。

南国の雰囲気を味わえる自然を目にすることができるだけではなく、この地を発祥地とするあるお祭りでも知られています。

いったいどんな魅力がつまったパワースポットかお伝えしますので観光の参考にどうぞ。

三離御嶽は癒やしのパワースポット

三離御嶽(ミチャーリオン)は創建時期は不明で未だに謎の多い御嶽です。

西表島で最大規模のサキシマスオウノキの群落が見られることでも知られています。

八重山諸島の他の島々でも見られるように、鳥居の奥に拝所やイビが見られます。

ただしこれらの鳥居は明治政府の政治的方針によって立てられたもので、日本本土の神社で見られる鳥居とは異なる役割があります。

沖縄本島では撤去されたものが多いのですが、八重山諸島では御嶽にそのまま残されている場合が多いです。

しかし鳥居の先は神聖な場所とされているので、現地の人も神職の許可がなければ足を踏み入れません。

私たちも興味本位で立ち入ることはやめた方がいいでしょう。

三離御嶽では貴重なサキシマスオウノキの群落に出会える

三離御嶽の敷地内には天然記念物であるサキシマスオウノキの群落の他にもクバやサガリバナといった亜熱帯気候の植物が数多く生い茂っており、貴重な自然の保護区ともなっています。

サキシマスオウノキは根が板状に隆起している姿が特徴的で、小舟の舵やオールに使用されるほど頑丈な木です。

さらに樹皮からは薬の原料が採取されるなど島に住む人々にとっては生活になくてはならない貴重な木でもあります。

しかし伐採のしすぎで西表島でもその数が激減しており、三離御嶽以外ではあまり見かけることができなくなっています。

三離御嶽では貴重なその群生を間近に見ることが出来ますが、鳥居の先に足を踏み入れなければならないため、まずは御嶽の神さまに挨拶と聖地に足を踏み入れることへの許可を願ってから入った方がいいでしょう。

またサキシマスオウノキは特徴的な根っこを持ちますが、その分根っこへの衝撃に弱いです。

あまりにも近付きすぎて根の近くの土を踏み荒らさないように注意が必要です。

また原生林が広がっていますので、歩きやすい靴で出かけ虫よけ対策のためにも露出の少ない服装を心がけましょう。

三離御嶽発祥のお祭り「秘祭アカマタ・クロマタ・シロマタ」

三離御嶽は秘祭アカマタ・クロマタ・シロマタの発祥の地と見なされています。

アカマタ・クロマタ・シロマタとは、秘祭の名の通り内容が秘密であるばかりではなく、見ることも聞くことも禁じられたお祭りです。

石垣島や小浜島、新城島などでも執り行われているといわれていますが、発祥地は西表島にある古見の三離御嶽だと考えられています。

アカマタ・クロマタ・シロマタは来訪神であり、三離御嶽以外で行われるお祭りではアカマタ・クロマタの二柱が登場するといわれています。

内容についてですが、島の人間以外が目にすることは長い間禁忌とされてきたためくわしいことは分かっていません。

最近では一部のお祭りは観光客の受け容れも行われるようになりましたが、スマートフォンやカメラ、ビデオなどでの撮影や録音は固く禁じられています。

過去に撮影を試みた島外の人間が島民に暴行を受けるという事故も起きています。

神事は秘密を守ることでその効力が守られるとされる考えもあり、秘祭は秘密のベールに包まれ続けることで島に住み人々の暮らしを見守る続ける役割があるのかもしれません。

三離御嶽へのアクセス方法

三離御嶽は西表島の東部、古見集落に鎮座しています。

前良川の右岸に位置し、海岸道路を大原側に向かって進むと辿り着きます。

西表島大原港からは車で約20分ほどです。

西表島大原港までは石垣港離島ターミナルからフェリーで約40分です。

竹富島を経由する便の場合は、約55分ほどかかります。

まとめ

西表島に鎮座する三離御嶽についてご紹介しました。

天然記念物の群落を目にすることが出来るほか、秘祭・アカマタ・クロマタ・シロマタ発祥の地であることでも知られているパワースポットです。

人々の出入りが制限される聖地だからこそ、豊かな生態系がそのまま残されたと考えられます。

参拝に出かける際は、自然を汚さないように注意しましょう。

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