名護ひんぷんガジュマルはパワースポット!樹齢は何年?
沖縄では各地でガジュマルの木を見かけます。
中にはご神木とされているものもあります。
この記事ではガジュマルの中でも名護の入り口を守る木として地域の人々に愛されてきた「ひんぷんガジュマル」についてくわしくご紹介します。
パワースポットとしても知られるひんぷんガジュマルの場所や行き方もお伝えしますので、観光の参考にどうぞ。
ひんぷんガジュマルという呼び方の意味や樹齢について
名護大通りには推定樹齢300年のガジュマルが鎮座しており、「ひんぷんガジュマル」という名称で親しまれています。
ひんぷんとは「屏風石」を示す言葉です。
屏風石とは主に屋敷の門と母屋の間に設置される石を指し、往来からの目隠しになります。
そのため魔除けの効果があるともいわれ、沖縄の家屋の多くに見られる様式です。
ひんぷんガジュマルの傍らには三府龍脈碑が1750年に建てられました。
その姿は「屏風石」に非常に似ていたことから、その隣に鎮座するガジュマルということで「ひんぷんガジュマル」と呼ばれるようになったと考えられています。
ひんぷんガジュマルは魔除けのパワースポット
ひんぷんガジュマルはひんぷんこと屏風石の効能にちなんで魔除けのご利益があると考えられています。
名護の入り口に鎮座する木であることから、名護一帯に悪霊が入り込まないように守ってくれる神さまの木として住民から篤く信仰されています。
また開運のエネルギーを授かることができるパワースポットとしても有名です。
幸福をもたらす木としても知られているガジュマルですが、それは精霊の住み処だと考えられているからなんです。
沖縄では古くから、ガジュマルの木には精霊「キジムナー」が住むと言い伝えられています。
キジムナーは火の精霊で、燃えるような赤い髪の小さな少年の姿をしているといわれています。
巨大なひんぷんガジュマルには、なんと12人ものキジムナーが住んでいるんだとか。
心のキレイな人にしか見えないといわれていますので、見えるかどうかぜひ一度は試しにでかけてみて頂きたいスポットです。
アクセス方法
ひんぷんガジュマルは名護市内に鎮座しています。大通り沿いにあり、車で向かうのが最も便利です。
最寄りのインターチェンジは「許田IC」で、県道84号線を経由して名護大通りに入ると巨大な木が見えてきます。
インターチェンジからは車で約20分です。
オリオンビールハッピーパークのすぐそばになります。
専用の駐車場は完備されていませんので、注意が必要です。
まとめ
名護大通りに鎮座するひんぷんガジュマルについてご紹介しました。
魔除けや開運招福のご利益があるパワースポットといわれており、名護の入り口を守ってくれています。
名護を象徴するパワースポットですので、周辺にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみて下さい。
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