金武大川(ウッカガー)は長命のご利益があるパワースポット
沖縄は地理的に水不足が起きやすい地域で、水は稀少なものです。
そのため古来より水は聖なるものとして拝まれ、現在でも多くの人が祈りを捧げます。
この記事ではそんな沖縄の水にまつわるパワースポットのうち「金武大川」についてご紹介します。
金武大川は長命のパワースポット
金武大川(ウッカガー)は1日に1000トン以上もの水量を誇る井戸水で、金武町に湧いている水です。
干ばつの時にも枯れたことがないなど付近の住民の生活を支える命の水といえます。
また大切な生活用水であるだけではなく、「長命」のご利益を授かることができることでも知られ、ユタや政治家が参拝に訪れるパワースポットでもあります。
周辺には遊具などが整備された大川児童公園や大川西公園があり、地域の人々にとっては祈りの場であると共に、憩いの場でもあります。
子どもたちや家族連れの楽しそうな声を聞きながら水に触れると、心身の疲れが癒やされていきます。
金武大川の水は持ち帰りも可能
金武大川の水は持ち帰ることもできますので、ペットボトルなど水を汲める容器を持参して参拝するのがおすすめです。
金武大川は生活用水としてだけではなく、農業用水としても使用されています。
そのためコンクリートで用途別に仕切られています。飲料水用・浴場用・洗濯用・芋洗用・牛馬用に分けられていますので、飲料用を使用しましょう。
また持ち帰った水の衛生管理には注意して、そのまま飲む場合は早めに使い切るようにしましょう。
コーヒーや紅茶を持ち帰ったお水で作るといつもより美味しく感じるので加熱して使用するのもおすすめです。
アクセス方法
那覇空港から金武大川までは高速道路を利用して約60分です。
最寄りのインターチェンジは「金武IC」で、国道329号線を経由して金武大川に辿り着きます。
駐車場はなく、周辺住民の方は短時間だけ路駐して水を汲んだらすぐに帰るようにしているそうです。
公共交通機関を利用する場合、那覇バスターミナルからは路線バスで約90分です。
近くには金武観音堂もありますので、金武町のパワースポットめぐりには最適です。
まとめ
金武大川についてご紹介しました。
長命のご利益を授かるパワースポットとしても知られていますが、1日に1000トンを越える豊かな水は周辺に住む人々の生活を支える貴重な水です。
水をもたらす神さまへの祈りを捧げる場所でもありますので、周辺を汚したり邪魔にならないように行動には注意しましょう。
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