ケンミンショーで紹介された大分郷土料理りゅうきゅう。その名前の由来とは?
久本雅美さんとみのもんたさんが司会をされている番組『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)で大分県の郷土料理である「りゅうきゅう」が紹介され、話題になっています。りゅうきゅうと聞くと真っ先に沖縄県の「琉球」が思い浮かぶのは私だけでしょうか。いや、違うはずです。
そんな「りゅうきゅう」がどのような料理なのか、そして、一見沖縄県の「琉球」と間違えてしまうその名前の由来などを紹介していきたいと思います。
りゅうきゅうとは、大分県の郷土料理。福岡県の名物の「ごまさば」のような料理です(ご存知でない方、申し訳ありません。)。大分県の漁師さんたちが魚を甘口醤油・酒・ごまなどに漬け込んで食べたのが起源です。りゅうきゅうの中身の魚ですが、福岡県の「ごまさば」を引き合いにだしましたが、実は色々な魚が入っていてもOK。ただし、「カンパチ」が主流で、中身が鯛である場合は「うれしの」、ブリの場合は「あつめし」(りゅうきゅうをアツアツのご飯にのせた丼)などと呼びます。
この「りゅうきゅう」はじつはひらがなで書いていましたが、「琉球」とも書くのです。
由来は謎につつまれている
2015年11月12日に放送された『秘密のケンミンSHOW』でこの「りゅうきゅう」が紹介されたことから、本当に話題になっています。ちなみに、同番組で以前、福岡県の門司付近の名物料理である「焼きカレー」が紹介された時も、非常に話題になりましたので、『秘密のケンミンSHOW』の影響力は非常に大きいことが分かりますね。
さて、話が少しそれてしまいましたが、この大分県の郷土料理「りゅうきゅう」の名前の由来は読んで字のごとく「琉球」の漁師から伝わった食べ物だからという説もありますし、全く違う説もあります。
その説とは「ゴマを和える料理法である『利休和え』」が由来となっているとも言われているようです。本当はどの由来が真実なのかよく分かっていないのが現状です。
大分県外でりゅうきゅうが食べられるお店は?
大分県外でりゅうきゅうが食べられるお店はあるのでしょうか。実はありますのでご紹介させていただきます。
1.つよし(東京都)
東京都内にある大分県郷土料理のお店で、色々なお酒を楽しむこともできます。そして、今回のテーマである「りゅうきゅう」も食せます。テレビをみて気になった東京都民の方は是非行かれてみてはいかがでしょうか。
住所:東京都品川区旗の台3-12-2
※ 食べログ → http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131712/13123160/
2.なんば よっちょれ 庄屋はん(大阪府)
大阪近辺でももちろん、「りゅうきゅう」を食すことが出来ます。大分県郷土料理店の「なんば よっちょれ 庄屋はん」です。非常に口コミの評価も高く、豊後牛という大分県のブランド牛がとろけるほど美味しいという口コミやとり天の味を絶賛する口コミなどもありましたので、非常に期待出来ます!
住所:大阪府大阪市中央区千日前1-6-14
※ ホットペッパー → http://www.hotpepper.jp/strJ001028571/
『秘密のケンミンSHOW』で話題になった大分県郷土料理「りゅうきゅう」をテーマにお伝えさせていただきました。色々な郷土料理をしると、日本の食文化の豊かさを感じますね。また美味しくて話題になる郷土料理などもお伝えしていきたいと思います。最後までお読みくださってありがとうございました。
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