播州秋祭り2015年の日程は10月初旬から!見所と屋台情報はこちら!
この秋、ぜひ訪れて欲しいおすすめの祭り・・・それは「播州秋祭り」です。
このお祭り、瀬戸内海に面する播磨地方(兵庫県南西部)の各神社で、2015年度の日程も毎年と変わらず10月初旬から行われる秋祭りの総称のこと。有名な「灘のけんか祭り」もその1つです。
姫路市を中心に、ほぼ毎週どこかで行われています。この「播州秋祭り」の日程や見所、そして屋台情報をお伝えさせていただきます。
最大の見所は、屋台(山車)の練り歩き!
祭りの主役となるのが、「屋台」。と言っても露店の屋台ではありません。ダンジリや太鼓台といった、いわゆる山車のことで、氏子各町それぞれに絢爛豪華な屋台が町中を練り歩きます。
注目すべきは、その形態や装飾。播磨地方の特徴は、屋根に何枚も布団を重ねた「布団屋台」と呼ばれるもので、枚数や重ね方にも屋台の個性が光ります。豪華な装飾は塗り、彫刻、刺繍など全てに職人の技が光り見応え十分。
屋台ごとにチェックしてみると、違いが分かって面白いですよ。
10月はじめから、ほぼ毎週開催
祭りによって、呼び物もいろいろです。10月に入ると各地で毎週のように行われる秋祭り。その主な祭りの日程などを以下で簡単に紹介します!
◯屋台練り台場差し(浜の宮天満神社)/10月8日・9日
出典:http://www.city.himeji.lg.jp/s110/2212786/_5222/_5250/_5255/_6981.html
24人の練り子と呼ばれる人だけで、屋台を頭上高く持ち上げ、静止している時間を太鼓の音で測り競う台場差しが見所。
◯灘のけんか祭り(松原八幡神社)/10月14日・15日
出典:http://wadaphoto.jp/maturi/japan09.htm
3基の神輿を荒々しくぶつけあう迫力あるお祭り。日本でも最大規模のけんか祭りとして有名で、全国からファンが集まります。
◯三木の石段登り(大宮八幡宮)/10月10日・11日
出典:http://www.fururu.net/user/mazt/20141023214741
1トンを超える屋台を担いで、勾配23度の参道の石段85段を登り宮入り。途中、一度も地面に付けることなく、神殿まで担ぎ上げます。
◯豊富の秋祭り(甲八幡神社)/10月10日・11日
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/seasidemiyuki/21980735.html
15の氏子屋台が、参道の急な山道を一気に登る力強い祭り。また拝殿内では、天井に届くほど高く屋台を練り上げます。
◯的形の秋祭り(湊神社)/10月13日・14日
出典:http://www.youtube.com/watch?v=IlirrLFKIkk
境内と的形駅周辺で行われる屋台7台の練りが見所。
◯小芋祭り(荒川神社)/10月17日・18日
出典:http://blog.goo.ne.jp/lucky-flower-frog/e/5236c7b108c367b86657c591c2ddcf0c
屋台を拝殿から見ると、すり鉢の中で小芋を洗うような光景に見えることに由来。いろは坂と呼ばれる急勾配の坂道を下る山降りは見物。
◯提灯祭り(魚吹八幡神社)/10月21日・22日
1000本あまりの提灯行列と、桜門前で行われる宮入前の提灯練りに注目。獅子舞や檀尻舞台で披露される檀尻芸なども楽しめます。
見物マナーに気をつけて、迫力ある祭りを肌で感じよう!
上記でご紹介した祭りは主なものだけで、まだまだ他にもたくさん行われています。
訪れた観光客からは「迫力ある練り回しに感動」「豪華な屋台をふんどし姿の練り子が担ぎ上げる姿は、とっても勇ましい」といった口コミがたくさん。
2015年10月から始まる播磨の秋祭り、一見の価値ありです。ただし、見物時のマナーには気をつけて下さい。
というのも豪快に練り回す屋台の近くは、大勢の練り子や観衆でごった返し、身動きがとれないほど。ケガをしてしまうこともあるので、興奮して屋台に近づきすぎないようにしましょう。
いよいよ秋本番。播磨地方が、祭り一色に染まる10月。日本の伝統を感じさせてくれる祭りを見に出かけませんか。
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