澤穂希が東日本大震災後に発信したメッセージが感動的!日本のマスコミが報道しないことに疑問の声も。
なでしこジャパン、先日アメリカとの試合に破れ、ワールドカップ準優勝に終わり二連覇とはなりませんでした。男子サッカーと一概に比較はできないのかもしれませんが、それでも素晴らしい結果だと感じています。
そしてそのなでしこジャパンの精神的支柱はやはり澤穂希選手です。
以前、澤穂希選手の名言についてTRAVELERSでご紹介したのですが、色々と反響がありました。
関連記事:澤穂希が大切にしている座右の銘を地で行っている事が凄すぎる。何気ない言葉も名言すぎて、「トップアスリートの言葉には哲学がある」と話題に。
「やはり澤選手の注目度は高い」と感じていましたので、今回は澤穂希が東日本大震災後に発信したメッセージについてご紹介したいと思います。
2011年FIFA女子ワールドカップの試合後に澤穂希選手が現地メディアに発言したメッセージを翻訳した方がいらっしゃったので、ご紹介させていただきます。
以下、翻訳文章。
我々のしていることは、ただサッカーをするだけではないことを、意識してきた。
我々が勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は真に特別な事を成し遂げた事になる。
こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、それこそが我々の成功となる。
日本は困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮している。我々は、それ自体を変えることは出来ないものの、日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかった。
今日、我々にとってはまさに夢のようで有り、我々の国が我々と一緒に喜んでくれるとしたら幸いです。
引用:http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/13706
マスコミで報道がされなかった・・・
この文章を読まれてどのように感じられたでしょうか?もともと東日本大震災が発生してから約4ヶ月後に発言されたコメントでしたので、震災復興に向けて少しでも力になればという想いがヒシヒシと伝わってくるコメントですよね。
このような言葉を語れる澤穂希選手は、人間としても非常に素晴らしい方なのだろうと感じます。ただ、日本のマスコミで大々的に報道されなかったことに対して疑問を覚えていらっしゃった方も大勢いたようです。
そういうマスコミ関係者の方々が報道していない情報をお伝えするのは、私共TRAVELERSのようなメディアの役割だと思います。
最近、日本各地で様々な地震や火山の噴火などが起きています。大きな災害がまたおきなればと切に願っています。
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