国頭村・比地大滝は水のパワースポット~住所や行く際の注意事項

沖縄本島北部は「やんばる」(山原)と呼ばれる自然豊かなエリアです。
独特の自然環境が今なお残り、ここでしか見られない景色や動植物を求めて多くの観光客が訪れます。
魅力的な自然を支えているのが豊富な水です。
沖縄では珍しい滝の姿も見ることができます。
この記事ではそんなやんばるにある水のパワースポット「比地大滝」についてくわしくご紹介します。
お出かけの参考にどうぞ。
比地大滝は癒やしのパワースポット
比地大滝(ひじおおたき)は比地川のほぼ中心地点を流れる滝です。
沖縄本島最大の滝と呼ばれており、落差は約26mです。
滝壺までは約1.5㎞ほどの遊歩道を歩く必要があります。
そのため往復だけで60分ほどかかります。
しかし往復の遊歩道ではヒカゲヘゴ、シダ、イルカンダといった亜熱帯気候特有の植物や、ホントウアカヒゲなどの固有の生き物を間近に見ることが可能です。
滝だけではなく自然を堪能したいのであれば、もっと時間が必要になります。
滝壺では遊泳禁止ですが、川遊びが可能な浅瀬もありますので親子で水遊びを楽しむ利用者も多いです。
比地大滝はキャンプ場の中にあるため、比地大滝をみるためには入場料が必要になります。
大人は500円、小人300円です。
シャワーも有料(200円)で使用可能です。
キャンプを行う場合は、テント利用料が2000円かかります。
土台は備え付けられていますが、キャンプのためのテントセットは自分で持ち込む必要があります。
またバーベキューセットの持ち込みと炭の使用がOKですので、バーベキューを楽しむこともできます。
ただしゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
比地大滝に行く際に注意しておきたいこと
滝までの遊歩道は整備されていますが、急勾配がありますので体力に自信がない方は相当厳しいでしょう。
足下はトレッキングシューズが安全です。
タオルや着替えも用意しておきましょう。
ジャングルのような亜熱帯の森の中を進みますので、虫よけスプレーと日焼け対策も万全に行いたいところです。
年中無休ですが、悪天候時には立ち入ることができません。
大雨や落雷のある日はおでかけをひかえたほうがよさそうです。
たとえ立ち入り禁止にならなかったとしても、大雨の降っている間や前日までに大雨が降っていた場合は道がぬかるんでいたり滝の水量が増えるために危険が増します。
天候の変化に注意してでかけるかどうかの判断を下しましょう。
また季節によって比地大滝のあるキャンプ場の入場時間が異なります。
4月~10月は9:00~16:00ですが、11月~3月は9:00~15:00です。
深い森に包まれていますので、夕方からは一気に暗くなり危険が増します。
比地大滝の住所やアクセス方法について
比地大滝の住所は国頭村字比地字比地781-1です。
那覇空港から比地大滝までは高速道路を利用して約180分です。
最寄りのインターチェンジは「許田IC」ですが、インターチェンジから比地大滝までは約100分かかります。
国道58号線にそってはしると見えてくる「道の駅ゆいゆい国頭」のすぐ近くです。
飲み物や食べ物はこの道の駅で調達しておくと、現地に辿り着いたときに困りません。
自動販売機はあるものの、飲食物は持ち込んだ方が便利です。
路線バスを利用する場合、69番奥線「奥バス停」にて下車、徒歩で約15分です。
まとめ
比地大滝についてご紹介しました。
沖縄では最大の滝と言われており、マイナスイオンをたっぷりと浴びることができる癒やしのパワースポットです。
また滝壺までは亜熱帯の森の中を通る遊歩道を進むことになるので、森林浴も堪能できます。
キャンプも楽しめますので、家族連れや友人同士でおでかけするのがおすすめです。
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