友利御嶽は知念グスク内の拝所!行き方をご案内
友利御嶽は知念グスク内にある拝所ですが、いったいどのようなパワースポットかご存じでしょうか。
この記事では友利御嶽についてくわしくご紹介します。
行き方についてもご紹介しますので、知念一帯のパワースポット巡りの参考にどうぞ。
友利御嶽からは神の島が見通せる
新城と古城から構成されている知念城跡に残る友利御嶽(とむいぬたき)は現在でも多くの人々が祈りを捧げる聖地です。
知念城跡そのものは12世紀頃に築城されたと考えられる、大変古い遺構です。
友利御嶽は東御廻りの拝所のひとつであり、同じ知念城跡に残る火之神の祠とともに地域の人々から信仰を集めています。
亜熱帯気候の植物に半ば覆われている城跡ですが、拝所一帯は今でも祈りを捧げる人たちの手により整備されており、現在でも信仰を集めていることが分かります。
友利御嶽には「名高く尊い御嶽」という意味があります。
友利御嶽の鎮座する場所からは、海に浮かぶ久高島がよく見渡せます。
久高島の東の果てにはニライカナイと呼ばれる神々と沖縄に住む人々のご先祖様が住む世界があると考えられています。
そのニライカナイから昇る太陽が久高島を照らし、その太陽を友利御嶽から拝むことができるのです。
神聖な太陽の通る道に対し祈りを捧げることができる、人々にとって神聖な場所だったことが名称から知ることができます。
友利御嶽周辺にはパワースポットが多い
友利御嶽の西側には屋敷の跡地がありますが、この屋敷にはかつてノロが住んでいたといわれています。
また知念城跡の裏門を出てすすむと、稲作発祥の地という伝説の残るウファカルや知念按司の墓などを訪れることができます。
琉球王国の統一によって沖縄の中心は那覇に移されましたが、数々の伝説が残る南城市一帯は沖縄の発展の歴史を考察する上では重要な場所であるということがこの友利御嶽一帯のパワースポットを巡ることで理解できます。
アクセス方法
友利御嶽は知念城跡の新城(ミーグスク)内にあります。
那覇空港からは約24㎞ほどで、車で移動すると約50分ほどです。
最寄りのインターチェンジである「南風原南IC」からは約20分ほどかかります。
無料の駐車場があり、周辺には琉球神話の創造神・アマミキヨと沖縄の発展に関連する遺跡が数多く点在していますので観光に最適です。
まとめ
知念グスク内にある拝所、友利御嶽についてご紹介しました。
友利御嶽は東御廻りの拝所であり、周辺にはアマミキヨに関係する数々の伝説が残るパワースポットが点在しています。
沖縄における祈りの文化や歴史的発展を考察する上では欠かせない地域ですので、ぜひ一度は参拝に訪れたい場所です。
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