渡口(和仁屋間)のテラは子授けのパワースポット~行き方も紹介
沖縄には祈りを捧げるための様々な拝所があります。
また子授け祈願が他の地域よりさかんな土地でもあります。
この記事ではそんな子授け祈願のパワースポットのうち、効果絶大と口コミで人気の渡口のテラについてご紹介します。
祈願方法や行き方までお伝えしますのでおでかけの参考にどうぞ。
渡口のテラは子孫繁栄の神さまをお祀りするパワースポット
渡口のテラは和仁屋間(わにやま、わなま)のテラ、もしくは浜崎のテラとも呼ばれる拝所です。
名称は土地の人によって様々ですが、古来よりこの地に鎮座し信仰の対象となってきた場所です。
高さ1.35mほどの小さな石造りの建物になっています。
子孫繁栄の神さま(クヮンマガハンジュウヌカミ)をお祀りしていることから、子授けの祈願に訪れる人があとを絶ちません。
そもそもテラとは「神さまの御座」を指します。
渡口のテラは『琉球国由来記』でも言及されており、琉球王符の時代にすでに信仰の対象だったことがうかがい知れます。
沖縄における権現信仰を現在に伝える貴重な遺構であることから、有形民俗文化財にも登録されています。
渡口のテラで子授け祈願を行う方法
渡口のテラ内部に入ると、60㎝前後の4個の石と無数の小石が鎮座しているのが見えます。
この石こそが御神体であり、子孫繁栄の神さま(クヮンマガハンジュウヌカミ)もしくはボージャーブトゥチ(赤子の仏)と呼ばれる霊石(ビジュル)です。
沖縄には各地にこのような霊石があり、土地の人々によって祈りが捧げられています。
神さまが自然に宿ると考え、その力が石の形となって人々の前に姿を現していると考えるのが一般的です。
ビジュルとは仏教における聖人「びんずる」という言葉が変化した言葉だという説もあります。
子授けを祈願する場合、手を触れずに真摯な気持ちで石の前で祈りましょう。
沖縄方式の祈り方の場合、まずは声に出して自分の氏名と干支を告げ、神さまにご挨拶をしっかり行います。
その上で子授けを神さまにお願いします。
渡口のテラへのアクセス方法
那覇空港から高速道路を利用して、車で約20分です。
最寄りのインターチェンジは「北中城IC」となります。
大きな看板は出ておらず、畑の真ん中にぽつんと建っています。
大きな目印としては渡口交差点角にあるガソリンスタンドの裏手、150mほど先を目指すといいでしょう。
もちろん畑には車で入れませんので、途中からは徒歩で向かうことになります。
まとめ
子授け祈願で有名な渡口のテラ(和仁屋間のテラ)についてご紹介しました。
外見からは判別がつきにくい拝所ですが、内部には霊石が祀られており多くの人の子授け祈願を叶えてきてくれたパワースポットです。
妊活中の人はぜひ一度お出かけ下さい。
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