首里金城町石畳道から沢山のパワースポットへ!歩く時の注意は?
那覇市は沖縄有数の観光スポットです。
数多くのレストランやカフェ、ショッピングスポット、文化財と数え切れないほどの見どころが詰まったエリアです。
この記事では中でも他のパワースポットへのアクセスも抜群な文化財・首里金城町石畳道についてご紹介します。
歩く時の注意点もお伝えしますので、観光の参考にどうぞ。
首里金城町石畳道は琉球王国を偲ぶことができる古道
尚真王代(1522年)に建造が始まった首里金城町石畳道は、首里城から真玉橋までを結ぶ約4㎞ほどの道です。
もともとは琉球王国の官制道路「真珠道」の一部でした。
真珠道は沖縄戦によって大部分が破壊されました。
1983年頃に金城町に現在していた道を再び石畳として整備する事業が行われ、現在通ることができるようになっています。
沿道に積み上げられた石垣の一部は近世以前に積み上げられたものがまだ残っており、沖縄県指定文化財の1つです。
周辺の民家の様子も相まって、実に沖縄らしい情緒のある道です。
沖縄を舞台としたドラマ「ちゅらさん」でもロケ地として使用されています。
観光客はもちろん、地元の人も散策に使用する人気の高い道です。
首里金城町石畳道周辺のパワースポット
首里金城町石畳道周辺には数多くのパワースポットがあり、観光のため散策しやすい場所です。
おすすめのパワースポットについて、厳選して3箇所ご紹介します。
①首里城公園
首里金城町石畳道からは徒歩で約5分ほどです。
世界遺産でもある首里城跡や玉陵、沖縄のシンボルとも言える首里城や守礼門など神聖さの漂うパワースポットから華やかな琉球王国時代を偲ぶことができる文化財まで多種多様な文化財を目にすることができます。
また首里森御嶽(すいむいうたき)や園比屋武御嶽(すぬひゃんうたき)石門などの御嶽も数多く、祈りを捧げるのには最適な場所です。
②弁財天堂
首里金城町石畳道から徒歩7分ほどです。
首里城の裏手側にあり、幾度も戦火に飲み込まれてきましたがその度に地元の人々の努力によって復興を遂げました。
現在あるお堂は1968年に再建されたものです。
お祀りする女神・弁財天は効果の安全や金運アップ、芸事上達のご利益をもたらしてくれます。
地元の人々によって、現在も祈りが捧げられています。
旅の安全を祈るには最適のパワースポットでもあります。
近くにはかつて琉球王国王家の菩提寺であった円覚寺跡があります。
円覚寺跡に参拝すると悪い運気の流れを変えることができるといわれています。
ぜひこちらも参拝して、悪縁を断ち切っておきましょう。
③大アカギ
首里金城町石畳道から徒歩3分ほどです。
推定樹齢200年ともいわれる6本の巨木は国の天然記念物でもあります。
戦火をくぐりぬけた神の木として信仰されています。
願い事をひとつだけ叶えてくれるともいわれており、近くを通るのであればぜひとも立ち寄り祈りを捧げておきたいパワースポットの1つです。
歩く時の注意点
首里金城町石畳道は石灰岩でできた平石を敷き詰めてあります。
急な坂には階段やすべり止めの溝が施されていますが、やはりアスファルトの道に比べると歩きにくいです。
雨の日はなおさら滑りやすくなっています。
スニーカーなどの歩きやすい靴で出かけた方が良いでしょう。
緩やかな坂道なので、首里城側から出発して上から下へと下るようにして歩くと楽です。
そして狭い道ではあるものの車も通るので、周囲の状況にはよく気を配って下さい。
また真夏にはかなりの気温となりますので、ただ歩くだけでも体力を消耗します。
飲み物や日よけ対策はもちろん、日蔭でこまめに休憩しながら歩きましょう。
早朝の涼しい時間帯の散策もおすすめです。
アクセス方法
首里金城町石畳道に駐車場はありませんが、近くに首里城公園の駐車場や民間の有料駐車場がありますので利用するといいでしょう。
公共交通機関を利用する場合、那覇バスターミナルから路線バスに乗車して約25分、「首里城公園入口」下車で徒歩約7分です。
那覇空港からはモノレールの利用が便利です。
ゆいモノレールに乗車し、「首里駅」下車で徒歩約15分です。
まとめ
那覇市内の名勝でもある首里金城町石畳道についてご紹介しました。
沖縄情緒にあふれた場所を散策したいという人にオススメの道です。
周辺のパワースポットも多く、パワースポット巡りを考えている人にもおすすめです。
石畳は森の中よりましとはいえ歩きやすいとは言えませんので、靴にはご注意下さい。
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