波上宮はおさえておきたいパワースポット!そのご利益とは
沖縄総鎮守である「波上宮」は沖縄県内でも有数の初詣客でにぎわう神社です。
いったいどんなパワースポットなのか気になりますよね。
この記事では波上宮で授かることができるご利益や御朱印についてくわしくご紹介します。
那覇方面の観光をお考えの方はぜひ参考にどうぞ。
波上宮は海の上のパワースポット
波上宮(なみのうえぐう)は「琉球八社」の第1位、つまり沖縄県下の神社の中で最も格式が高いとされる神社です。
お祀りするのは熊野権現です。
本殿前には狛犬ではなくシーサーが、拝殿の屋根瓦は朱塗りなど南国らしさが漂う神社です。
波之上臨海道路側から波上宮を眺めると、珊瑚の岩の上にお社が鎮座している様子がよく分かります。
沖縄ならではの建築様式で建てられたお社の様子と相まって「竜宮城のような神社」と人気を集めています。
また波上宮は古来より祈りを捧げる聖域として地元の人々の信仰を集めてきた場所に創建された神社です。
創建された明確な時期は不明なものの、境内からは貝塚時代の遺跡や明代の古銭が発掘されており、相当古い時代から人々がニライカナイ信仰に基づき海の向こうへ祈りを捧げてきた場所であることは分かっています。
御嶽(うたき)信仰が根付いた沖縄で、本土でも信仰を集めている熊野権現をお祀りする神社があるのはなんだか不思議に思いますよね。
しかしもともと土地の人々によって祈りの場所として使用されてきた聖域ですので、神さまが鎮座するにはこれ以上ないほど適したパワースポットと言えます。
波上宮は恋愛祈願のご利益がすごい!
波上宮は古来より良縁結びのご利益で知られてきた神社です。
神前結婚式を挙げることもできるため、波上宮で良縁を祈願したあとは神さまへの感謝の気持ちを込めてこちらで結婚式を挙げる地元の人も多いのだとか。
その他、交通安全や安産祈願、子孫繁栄、長寿のご利益を授かることもできます。
特に波上宮近くにあるビーチは「開運のビーチ」とよばれており、那覇市では唯一遊泳OKな浜辺があります。
透明度の高い南国の海で、しかも開運の効果があるとなれば見逃せません。
本殿に参拝した後はビーチにもぜひ足を伸ばしてみて下さい。
おすすめのお守りと値段について
様々なご利益を授けてくれるだけあり、波上宮では様々な御守りを頂くことができます。
特におすすめなのが「紅型守」初穂料500円です。
沖縄独特の染色技法「紅型」(びんがた)によるお守りは沖縄土産としても人気が高いお守りです。
また地元の人にとっておなじみの「厄除神符」(フー札)初穂料200円は家の中まで邪悪なものが侵入することを防ぐためのお札です。
民家を見てみると、この神札が門の左右や家の四隅に貼られているのをみることができます。
御朱印の種類と値段
波上宮の御朱印は1種類、「波上宮」の墨書きと朱印、そして「沖縄総鎮守」のスタンプが入ります。
初穂料は300円です。
御朱印は社務所で頂くことができます。
受付時間は大体9:30~17:00です。
波上宮オリジナルデザインの御朱印帳は紅型による本殿と縁起物の図案を配置したデザインです。
サイズは16cm×11cm、初穂料1300円(御朱印代込み)です。
竜宮城のような波上宮を可愛らしいデザインで表現した御朱印帳はかなり人気があり、売り切れることもしばしばあります。
もしも参拝時に残念ながら売り切れていた場合、社務所で相談すると後日郵送してもらえることもあります。
売り切れだった場合は社務所で相談してみましょう。
波上宮へのアクセス方法
波上宮へ車で移動する場合は那覇空港から国道58号線を利用して約15分です。
約20台分の参拝者専用無料駐車場があります。
公共交通機関を利用する場合、ゆいレールなら「旭橋駅」下車、徒歩で約15分です。
路線バスを利用する場合は「西武門前」下車ですぐ目の前です。
波上宮の周辺には琉球王国を舞台にした小説・舞台「テンペスト」にも登場する孔子廟などさまざまな観光スポットがあり、散策するのも楽しいエリアです。
まとめ
沖縄で最も格式の高い波上宮についてご紹介しました。
恋愛成就にご利益があるほか、開運効果の期待できる遊泳可能なビーチも近くにあります。
竜宮城のように美しい本殿をぜひいちど参拝にお出かけ下さい。
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