弘前城を曳屋作業で移動する目的は天守下の工事だった!100年ぶりの大改修にネットでは「重要文化財もこうして見るとなんだかおもちゃのような」との声も。

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弘前城を曳屋作業で移動する目的は天守下の工事だった!100年ぶりの大改修にネットでは「重要文化財もこうして見るとなんだかおもちゃのような」との声も。

青森県にある重要文化財である弘前城(ひろさきじょう)の天守が曳屋作業により9月3日から移動しています。

※「曳家」ではなく「曳屋」と書くようです。

天守の重さは400トンということですので、非常に重たいようですが、徐々に移動をしていき10月下旬まで約78メートルを移動させるようです。目的は100年ぶりに天守を大改修するためです。以下でネットの声等もも交えながらご紹介させていただきます。

弘前城は国の重要文化財で、江戸時代には弘前藩津軽市の政治経済の中心地でした。あの司馬遼太郎氏が日本七名城の1つとして紹介もしているほどのお城なのです。

そんな弘前城ですが、今まさに天守を動かすプロジェクトを行っています。

上記動画ではその弘前城が動く様が動画で詳細に説明されています。なかなか国の重要文化財であるお城の天守が移動するという機会はありませんので、移動が始まった際はギャラリーが集まりました。

目的は天守下の石垣の工事

以前より、弘前城天守を支える石垣が崩落する可能性があるという危険性が指摘されてきました。

仮に石垣が崩落してしまえば、国の重要文化財である弘前城が崩れることになります。そういった事態が起きる可能性を無くすために、天守を移動(曳屋)させ、その石垣を100年ぶりに工事することになったのです。

石垣の解体および修理が終了したら、再び天守を以前会った場所へと移動する作業を行います。全ての作業が終了する予定は平成35年頃を予定しているとのことで、よほどの大掛かりな工事であることがお分かりいただけるかと思います。

イベントも開催

実際に天守を移動させる曳屋作業を体験できるイベントも行われる予定となっています。このイベントは9月20~27日のシルバーウィークの期間に合わせて行われます。イベントは予約制でしたが8月21日でその予約受付は締め切ったようです。

このようなイベントに参加できる機会はなかなか無いですから、応募は多数だったのかもしれませんね。

ネットの反応は

ネットでは弘前城の天守が移動したというニュースを受けて、以下の様な反応がありました。

などなどのツイートです。個人的には「ハウルの動く城」とかけたツイートが興味深く感じました。曳屋作業、もし近くに住んでいるのだとしたら実際にみてみたいものです。

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