広岡浅子が買収した潤野炭鉱の場所は福岡県飯塚市だった!

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広岡浅子が買収した潤野炭鉱の場所は福岡県飯塚市だった!

2015年10月から始まっている朝の連続テレビ小説『あさが来た』非常に視聴率も高く、評判が良いドラマと言われています。私も実は毎朝みていまして、おかげ様で朝から非常に元気をいただいています。

そんな『あさが来た』の主人公のモデルは「広岡浅子」という明治の女傑とまで言われた女性で、日本初の女子大学である日本女子大学を創立した方です。日本女子大学の創立に携わる前には、福岡県飯塚市で炭鉱の経営をされていました。その炭鉱とは潤野(うるの)炭鉱といいます。

なんと、『あさが来た』が放送が開始するタイミングで企画展も行われているようですので、ご紹介させていただきます。

なぜ炭鉱を始めたのか

大阪の両替商を経営していた広岡浅子が炭鉱業を始めたきっかけですが、京都の豪商であったご実家からの情報によるものでした。

実家は「三井家」といい、今でも脈々と続いている三井財閥の家系で、明治政府とのつながりがあったことから「炭鉱が今後必要となる」という情報を広岡浅子は聞き、実際に東京・大阪の資産家からお金を融通してもらい、炭鉱を買収します。

その買収した炭鉱が潤野炭鉱だったのです。

場所は

潤野炭鉱の場所ですが、以下の地図をご覧下さい。

今では、潤野炭鉱は閉山した影響で無くなっています。かつての場所は現在、福岡県立嘉穂高校が建っている場所です。

そのため、『あさが来た』のファンの方で、今後炭鉱を買収するという話が出てきて、潤野炭鉱に興味を持つ方が増えることが予想されますが、現在はもうありませんので、ご注意して下さいね。

飯塚市歴史資料館で企画展も

冒頭少しご紹介した企画展ですが、2015年10月1日~2015年12月1日まで福岡県飯塚市の教育委員会が主催で企画展を行っています。

具体的な内容ですが、広岡浅子や潤野炭坑に関する写真や『あさが来た』と同じく朝ドラ『花子とアン』に登場した伊藤伝右衛門が嘉穂郡長からお礼にもらった鏡など、朝ドラ好きにはたまらない企画となっています。

玉木宏さんが演じている新次郎さんおモデルになっている広岡信五郎さんの写真なども展示される予定のようです。

今、何かと話題の朝ドラ『あさが来た』のファンで気になる方は飯塚市歴史資料館へ訪れてみてはいかがでしょうか。

◯基本情報
・飯塚市歴史資料館
・住所:福岡県飯塚市柏の森959-1
・TEL/FAX:0948-25-2930
・入館料:大人220円、高校生110円、小中学生50円(団体料金のぞく)
・飯塚市歴史博物館がある飯塚市へのアクセス(福岡空港からの場合)
1.福岡空港→博多駅(地下鉄)
2.博多駅→飯塚駅(JR)

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